TikTokショップ販売で副業|TikTokで物販。仕組みと月収の目安【2026年】

転売

TikTokショップ(TikTok Shop)は、TikTokのアプリ内で動画やライブ配信を見ながら、そのまま商品を購入できるショッピング機能です。「動画で集客 → アプリ内で決済 → 配送」までが一気通貫でできる新しい物販の入口として、2025年6月30日に日本で正式スタートしました。

「動画がバズれば一気に売れる」という夢のある一方で、誰でも簡単に稼げる魔法ではありません。商品を売るための動画・ライブを自分で作り続ける手間、手数料、在庫リスク——この記事では、せどりやメルカリ転売とは何が違うのか、月収はどのくらい現実的なのかを、誇張せず正直に書きます。

この記事でわかること

TikTokショップの3つの稼ぎ方(出店・ライブ・アフィリエイト)/手数料と初期費用の実際/現実的な月収の目安/始め方の手順/せどり・メルカリ転売との違い。数字と仕組みで判断できるように書いています。

TikTokショップとは(3つの稼ぎ方)

TikTokショップでお金を稼ぐ方法は、大きく3つに分かれます。自分の立ち位置によって、必要な準備も収益構造も変わります。

稼ぎ方 内容 向いている人
①出店(ショップ運営) 自分の商品を登録して販売する。仕入れ・在庫・発送を自分で行う物販 仕入れ・物販の経験がある人
②ライブコマース ライブ配信で商品を実演紹介して売る。出店者本人または委託で実施 話すのが得意・実演で魅力を伝えられる人
③アフィリエイト(クリエイター) 在庫を持たず、他人の商品を動画で紹介し、売れたら報酬(コミッション)をもらう 在庫リスクなしで始めたい人

副業として「初期費用ゼロ・在庫リスクなし」で始めやすいのは③アフィリエイトです。一方、利益を大きくコントロールできるのは①出店ですが、仕入れ資金と在庫リスクを抱えます。この記事では両方を扱いますが、まずは自分がどのタイプを目指すのかを意識して読んでください。

💡 「TikTokショップ販売」の主役は動画

Amazonや楽天は「検索して買う」場ですが、TikTokは「見ていたら欲しくなる」場です。つまり、商品を並べるだけでは売れません。商品の魅力を伝える短尺動画やライブを自分で作り続けられるかが、稼げるかどうかの分かれ目になります。

この副業の概要

項目 内容
初期費用 アフィリエイト型:ほぼ0円/出店型:仕入れ資金5万〜30万円程度
必要スキル 短尺動画の撮影・編集、商品リサーチ、(出店なら)在庫管理(資格は不要)
月収目安 副業レベルで月0〜10万円。バズれば一時的に大きく跳ねることも
難易度 中〜高(販売の仕組みは簡単。動画で人を集める部分が難しい)
在宅可否 ほぼ在宅で完結(出店型は仕入れ・梱包・発送作業を除く)
収益化までの期間 最短で数週間。安定するまでは半年〜1年かかることが多い

なぜ今TikTokショップなのか(市場データ)

経済産業省の調査によると、2024年の日本のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場は26.1兆円、そのうち物販系分野は15兆2,194億円に達しました(出典:経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査」2025年公表)。ネット通販の市場そのものが伸び続けている中で、TikTokは「動画から直接買わせる」という新しい販売チャネルを日本に持ち込みました。

TikTokの国内月間アクティブユーザーは2,700万人超とされ、特に10〜20代を中心に「気になった商品はTikTokで検索する」という購買行動が定着しつつあります。動画でモノが売れる「動画コマース/ライブコマース」は、中国では数兆円規模の巨大市場に成長しており、日本でも市場拡大が見込まれています。

💡 「後発参入」を正直に考える

日本上陸が2025年6月と新しいため、Amazonや楽天に比べて出店者・クリエイターがまだ少なく、先行者メリットを取りやすい時期です。一方で、TikTok自体の動画競争はすでに激しく、「動画を投げれば誰でも売れる」ほど甘くはありません。プラットフォームが新しいだけで、動画作りの努力は変わらず必要、というのが正直なところです。

手数料と初期費用の実際

出店(ショップ運営)の場合、TikTokショップ日本版は初期費用・月額固定費がゼロで、商品が売れたときだけ手数料がかかる「完全成果報酬型」です。2025年時点の販売手数料は一律7%(税込)で、この中にクレジットカードやコンビニ払いなどの決済手数料も含まれています。新規出店者には、開設から45日以内に初期設定を終えて商品を3点以上登録すると、その後90日間は手数料が3%(税込)に下がる優遇キャンペーンも用意されています。

費用項目 金額の目安
出店料・月額費 0円
販売手数料 一律7%(税込)/新規は90日間3%。決済手数料込み
仕入れ資金(出店型) 5万〜30万円程度(扱う商材による)
梱包・発送資材 月数千円〜(販売数に応じて)
アフィリエイト型の費用 基本0円(在庫を持たないため)

💡 2026年5月から手数料体系が変わる

TikTokショップは2026年5月11日から、一律7%ではなく商品カテゴリ別の手数料体系へ移行することが公式にアナウンスされています。カテゴリによって料率が変わるため、本格的に出店する前に必ず最新の公式情報を確認してください。手数料はEC事業の利益を直接左右する最重要ポイントです。

なお、アフィリエイト(クリエイター)として参加する場合、自分が負担する手数料はありません。出店者が設定したコミッション率(おおむね商品価格の数%〜20%程度)が、自分の動画経由で売れたときに報酬として入る仕組みです。

収入の現実(誇張せずに)

TikTokショップの収入は「動画がどれだけ見られ、どれだけ購入につながったか」で決まるため、振れ幅がとても大きいのが特徴です。毎月コツコツ積み上がるAmazon物販と違い、当たれば一気に、外せばゼロという性質を理解しておく必要があります。

段階 月収の目安 状態
始めたて(〜3か月) 0〜1万円 動画が伸びず、ほとんど売れない時期
軌道に乗る 1万〜5万円 売れる動画のパターンがつかめてくる
安定〜本格化 5万〜20万円 継続的に投稿し、ライブも組み合わせる
バズった月 一時的に数十万円〜 特定の動画が大きく当たる(再現は難しい)

大事なのは、最初の数か月はほぼ稼げないのが普通だということです。「1本目の動画で爆売れ」を期待すると、ほぼ確実に挫折します。逆に言えば、売れる動画の型を見つけて投稿を続けられる人だけが、月5万円・10万円の世界に進めます。動画制作が苦にならない人ほど有利な副業です。

始め方の手順

ここでは、在庫を持って売る「出店型」を中心に、始め方を順番に整理します。アフィリエイト型を目指す人も、流れの大枠は同じです。

  1. TikTokアカウントを育てる:まずは販売したいジャンルでアカウントを作り、短尺動画を投稿してフォロワーと反応を集める
  2. TikTokショップに登録する:本人確認・事業者情報・口座などを登録。個人(個人事業主)でも申請可能
  3. 商品を仕入れる・登録する:卸サイトや国内仕入れで商品を確保し、ショップに商品ページを作る
  4. 紹介動画・ライブを作る:商品を実演・レビューする短尺動画やライブ配信で集客する
  5. 注文対応・発送をする:売れたら梱包・発送。問い合わせやレビューにも丁寧に対応する
  6. データを見て改善する:どの動画から売れたかを分析し、当たった型を量産する

在庫を持ちたくない人は、ステップ3を飛ばして「他社の商品を紹介するアフィリエイト」から始めるのも手です。売れる動画の感覚をつかんでから、自分の商品の出店に進むという順番なら、リスクを抑えてステップアップできます。

仕入れ・販売チャネルの準備

出店型で物販をするなら、安く安定して仕入れられるルートが利益を左右します。副業初心者がまず使いやすいのは、登録無料の卸サイトです。

NETSEA(ネッシー)

日本最大級の卸売モールサイト。メーカー・問屋・卸会社から直接仕入れができ、登録は無料です。バイヤー会員数も国内最大級で、TikTokショップで売る商材を安定的に確保したい人の仕入れ先として有力。まずは無料登録して、扱える商材の相場感をつかむところから始めると失敗しにくいです。

NETSEAに無料登録する →

また、TikTokショップ一本に絞らず、自分のネットショップを別に持っておくと、SNSの仕様変更やアカウント停止のリスクを分散できます。無料で始められるネットショップを併用して、TikTokから自分のショップへ誘導する動線を作っておくと安心です。

BASE(ベイス)

無料で始められるネットショップ作成サービス。月額固定費ゼロで、ハンドメイドや仕入れ商品の販売まで幅広く対応できます。TikTokショップと並行して自分のショップを持っておけば、プラットフォームに依存しすぎない「自分の販売拠点」になります。まずは無料で開設して、商品ページの作り方に慣れておくのがおすすめです。

BASEで無料ショップを開く →

不用品や少量の在庫を「テスト販売」したいときは、フリマアプリも便利です。TikTok向けに仕入れた商品が思ったより売れなかった場合の出口(在庫処分)としても、フリマアプリを使えると在庫リスクを下げられます。

メルカリ

国内最大級のフリマアプリ。月間利用者は2,000万人を超え、物販の入口・出口として最適です。TikTokショップ用に仕入れた商品の少量テスト販売や、売れ残った在庫の処分先として使えば、在庫リスクを抑えられます。まずは身近な不用品を売って「ネットでモノを売る感覚」をつかむところから始めるのも良い練習になります。

メルカリを見る →

必要な道具・準備するもの

TikTokショップは基本的にスマホ1台で始められますが、出店型で物販をするなら「梱包」と「商品撮影」の準備があると、作業効率と売上が変わります。

道具 用途
スマホ・三脚・LEDライト 紹介動画・ライブ配信の撮影
梱包資材(ダンボール・テープ・緩衝材) 注文商品の発送に必須
撮影ブース(簡易フォトボックス) 商品写真・商品カットの質を上げる
動画編集アプリ(CapCut等) 短尺動画のテロップ・カット編集(無料アプリで可)

物販として注文が増えてくると、梱包資材の消費が一気に増えます。スーパーでもらう中古ダンボールでも始められますが、サイズが合わなかったり強度不足で商品が傷んだりするとクレームやレビュー低下につながります。業務用の資材を安く揃えておくと手戻りが減ります。

ダンボールワン

ダンボール・テープ・緩衝材などの梱包資材を業務用価格で買えるオンライン通販。物販の注文が増えると資材コストが地味に効いてくるので、必要なサイズをまとめ買いしておくと1個あたりのコストを抑えられます。販売を続けるなら早めに仕入れ先を固定しておくと楽です。

ダンボールワンを見る →

撮影ブース(簡易フォトボックス)

商品撮影用の折りたたみ式フォトボックス。TikTokは動画が主役とはいえ、商品ページの写真や動画内の物撮りカットの「見栄え」は購入率に直結します。自宅の机に置いてLEDライト付きで撮れるので、スマホ撮影でも清潔感のある明るい写真・映像になります。物販で見せ方の差をつけたい人に。

Amazonで見る →

せどり・メルカリ転売との違い

同じ「モノを売る副業」でも、TikTokショップは従来の転売と性質が大きく違います。違いを理解しないまま始めると、「思っていたのと違う」とつまずきます。

項目 せどり・メルカリ転売 TikTokショップ
集客の仕組み プラットフォームの検索に並べば売れる 自分で動画を作って人を集める必要がある
必要なスキル 商品リサーチ・価格設定 商品リサーチ+動画制作・見せる力
売上の安定性 比較的コツコツ積み上がる 振れ幅が大きい(当たれば大きい)
在庫リスク あり 出店型はあり/アフィリ型はなし

ひとことで言えば、せどりは「探して安く仕入れる力」、TikTokショップは「動画で欲しくならせる力」が問われます。物販経験があっても動画が苦手なら苦戦しますし、逆にSNS発信が得意なら未経験から伸ばせる可能性があります。自分の得意分野で選ぶのが正解です。

資金繰りとお金の備え

出店型で在庫を持つ場合、「先に仕入れ代金を払い、売れてから入金される」という構造はせどりやFBAと同じです。販売が伸びるほど、仕入れの支払いと売上入金のタイムラグが大きくなり、黒字なのに手元現金が足りない状態に陥ることがあります。

仕入れ規模を身の丈に合わせるのが基本ですが、フリーランス・個人事業主向けの資金繰り支援サービスを「いざという時の選択肢」として知っておくと安心です。

フリーナンス

フリーランス・個人事業主向けの損害賠償保険+ファクタリングサービス。口座開設は無料で、業務上のトラブルに備える「あんしん補償」が自動付帯します。さらに、急ぎで資金が必要なときは請求書を買い取ってもらって即日入金してもらえる「即日払い(ファクタリング)」が使えます(手数料3〜10%)。常用するものではなく、仕入れの資金繰りがピンチのときの“逃げ道”として持っておくと安心です。

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この副業の強みと注意点

強み 注意点
・日本上陸が新しく先行者メリットがある
・出店料・月額費ゼロで始められる
・アフィリ型なら在庫リスクなしで参入可
・動画がバズれば一気に売れる
・若年層に強く、新規顧客に届きやすい
・動画を作り続ける手間がかかる
・売上の振れ幅が大きく安定しにくい
・手数料体系が2026年5月に改定予定
・出店型は仕入れ資金・在庫リスクあり
・規約違反・誇大広告でアカウント停止リスク

💡 商品の表示・宣伝にはルールがある

「絶対に痩せる」「100%効果がある」といった根拠のない断定や、健康食品・化粧品の効能をうたう表現は、景品表示法や薬機法に触れる恐れがあります。動画で商品を紹介するときも、誇大な表現は避け、事実にもとづいて正直に伝えてください。また、企業から報酬を受け取って宣伝する場合は、ステマ規制(2023年10月施行)に従って「PR」「広告」であることを明示する必要があります。

よくある質問

Q. フォロワーが少なくても始められますか?

始めること自体は可能です。TikTokは現在のフォロワー数よりも「動画そのものの面白さ・有用さ」でおすすめ表示されるため、フォロワーが少なくても動画が伸びれば売れる可能性があります。ただし最初は反応が出にくいので、数十本単位で投稿しながら「売れる型」を探す覚悟が必要です。

Q. 在庫を持たずに稼ぐことはできますか?

できます。アフィリエイト(クリエイター)として、出店者の商品を自分の動画で紹介し、売れたらコミッションを受け取る方法です。在庫・発送リスクがないので副業の入口として最もリスクが低く、まずここから始めて感覚をつかむ人も多いです。

Q. 古物商の許可は必要ですか?

新品を仕入れて売る場合は不要ですが、中古品(リユース品)を仕入れて転売する場合は古物商許可が必要になります。新品・中古の線引きは判断が難しいケースもあるため、中古品を扱うなら事前に管轄の警察署で確認してください。

Q. 開業届や確定申告は必要ですか?

副業の所得(売上から経費を引いた利益)が年間20万円を超える場合、原則として確定申告が必要です。継続的に物販を行うなら開業届を出して青色申告にすると節税メリットがあります。仕入れ・手数料・送料・撮影機材などはすべて経費になるので、日々の記録を残しておきましょう。

Q. 「TikTokショップで簡単に月100万」という広告は本当ですか?

そうした誇大広告には注意してください。一部に大きく稼ぐ人がいるのは事実ですが、その裏には膨大な動画制作と試行錯誤があります。「誰でも簡単に」「ほったらかしで」と謳って高額なスクールや情報商材を売りつける業者には特に警戒が必要です。現実は、地道な動画投稿の積み重ねです。

副業を始める前に知ってほしいこと

「1日5分で月50万円」「スマホをタップするだけで日給3万円」——こうした誇大広告で高額な情報商材やオンラインサロンを売りつける悪質な業者が後を絶ちません。消費者庁や国民生活センターも繰り返し注意喚起を行っています。当サイトでは、こうした非現実的な謳い文句を一切使わず、現実的な収入や必要な努力を正直に掲載するよう努めています。

不安を感じたら、以下の公的窓口に相談してください(相談無料)。

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副業の第一歩にフードデリバリー

TikTokショップは動画作りに慣れるまで時間がかかります。まず元手ゼロで「副業で稼ぐ経験」を積みたい人には、スキル不要・面接なしのフードデリバリーが堅実です。稼いだお金を仕入れ資金に回す、という始め方もできます。

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※この記事の情報は2026年5月時点のものです。手数料・料率・出店条件は改定されることがあるため、最新の情報はTikTok Shop公式のヘルプページをご確認ください。特に2026年5月11日からの手数料体系変更にご注意ください。

参考資料・出典

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