ジャンク品修理転売で副業|PC・ゲーム機の仕入れ・修理・販売の始め方【2026年】

転売

ジャンク品修理転売は、故障・難あり扱いで安く出ている中古のPCやゲーム機を仕入れ、自分で修理・整備して動く状態にしてから売る副業です。仕入れ値と販売価格の差に「直す手間」が乗るぶん、単純な転売より利益率を高くしやすいのが特徴です。

「ジャンク」と書かれた1,000円のノートPCが、メモリ交換とクリーニングで1万円以上で売れることもあります。ただしこれは「誰でも簡単に」ではありません。ある程度の分解スキルと、直らなかったときに損を飲み込める範囲で仕入れる慎重さが前提です。この記事では、収入の現実・古物商許可・始め方を正直に書きます。

ジャンク品修理転売の概要

初期費用 工具・仕入れ込みで1万〜3万円程度から
必要スキル 分解・清掃・パーツ交換・動作確認。最初は簡単な機種から
月収目安 月1万〜5万円(副業ペース)。慣れて点数を増やせば10万円超も
難易度 中(機種・症状の見極めが要る)
在宅可否 在宅で完結(作業スペースは必要)
必要な許可 中古品を継続的に仕入れて売るなら古物商許可が必須
向いている人 向いていない人
・機械の分解や修理が好き
・コツコツ調べて試行錯誤できる
・PC/ゲーム機の知識がある
・損を計算して仕入れられる
・すぐに大きく稼ぎたい
・細かい作業が苦手
・直らなかった時の損を許容できない
・許可や法律を調べるのが面倒

収入の現実:1点いくら稼げるのか

ジャンク修理転売の利益は「販売価格 −(仕入れ値+部品代+手数料+送料)」です。フリマアプリの販売手数料はおおむね10%、送料は数百〜1,500円程度かかります。下表は副業でよくある現実的なレンジです(症状・相場によって変動します)。

扱う品 仕入れ+部品 販売目安 1点の利益目安
ノートPC(メモリ/SSD交換・清掃) 3,000〜8,000円 12,000〜25,000円 5,000〜15,000円
据置ゲーム機(清掃・部品交換) 2,000〜6,000円 8,000〜18,000円 3,000〜10,000円
携帯ゲーム機(バッテリー/液晶交換) 1,500〜5,000円 6,000〜15,000円 2,000〜8,000円
周辺機器・コントローラー等 500〜2,000円 2,000〜6,000円 1,000〜3,000円

1点あたりの利益は数千円〜1万円台が中心です。副業として月に5〜10点こなせば、月1万〜5万円が現実的なライン。ただし「直らなかった品」「思ったより相場が安かった品」は赤字になります。全体で黒字にするには、当たり外れを織り込んだうえで安く仕入れる目利きが欠かせません。最初の数点は「授業料」と割り切るくらいがちょうどいいです。

なぜジャンク市場が成り立つのか

国内のリユース(中古品)市場は2024年に前年比4.5%増の3.3兆円に達し、調査開始以降15年連続で拡大しています(リユース経済新聞)。メルカリの国内フリマ流通総額も初めて1兆円を突破し、累計出品数は40億品超。これだけ大量の中古品が動くからこそ、「直せば売れる難あり品」が安く・大量に流通します。修理転売はこの巨大市場のすき間を拾う副業です。

最初に確認:古物商許可が必要です

中古品を「転売目的で仕入れて」継続的に売る場合、古物営業法にもとづく古物商許可が必要です。自分の不用品を売るだけなら不要ですが、ジャンク修理転売は仕入れて売るビジネスなので原則として必要になります。

申請先 営業所を管轄する警察署(生活安全課)
手数料 19,000円(申請手数料)
期間 申請からおおむね40日前後で交付
無許可営業 3年以下の懲役または100万円以下の罰金(古物営業法)

「バレなければ大丈夫」と無許可で続ける人もいますが、フリマアプリの規約違反・法令違反であり、リスクに見合いません。本格的に取り組むなら、最初に許可を取ってから始めるのが安全です。取得方法は警察庁・各都道府県警のサイトで確認できます。

中古家電とPSEマークの注意

ACアダプタや充電器など「電気用品」を中古販売する際は、電気用品安全法(PSE)の対象になる場合があります。PC・ゲーム機本体は対象外のことが多いですが、付属の電源まわりや改造品は要注意。判断に迷う場合は経済産業省の案内を確認しましょう。

始め方の5ステップ

  1. 得意ジャンルを1つ決める:ノートPC・据置ゲーム機・携帯ゲーム機など。最初は1ジャンルに絞ると相場感と修理ノウハウが貯まりやすい。
  2. 工具をそろえる:特殊ネジに対応した精密ドライバーセットがあれば大半の分解はできる。エアダスター・クリーナー・グリスも用意。
  3. 「直せる症状」のジャンクを安く仕入れる:起動しない・動作未確認・バッテリー劣化など、原因が読める個体から。判断できない症状は最初は避ける。
  4. 修理・整備・動作確認:分解清掃、メモリ/SSD/バッテリー交換、データ初期化まで。直らなければ部品取りに回す。
  5. 古物商許可を取り、フリマアプリで販売:症状と整備内容を正直に明記して出品。誠実な説明がトラブルを防ぎ、評価につながる。

仕入れと販売のプラットフォーム

ジャンクの仕入れは、フリマアプリ・ネットオークション・リサイクルショップのジャンクコーナー・店舗のまとめ売りなどが定番です。同じプラットフォームで「安く仕入れて、直して、高く売る」サイクルを回せるのが効率的です。

メルカリ

国内最大級のフリマアプリ。「ジャンク」「動作未確認」で検索すると修理向きの個体が日々大量に出品されます。仕入れ・販売の両方をここで完結でき、まずは不用品販売で操作と発送に慣れてから仕入れに進むのが安全。物販副業の入口として最適です。

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仕入れで損しないコツ

「現状渡し・ノークレーム」のジャンクは返品できません。出品写真と説明文から症状を推測し、直せる見込みがあるものだけを、最悪ゼロ円になっても痛くない価格で仕入れるのが鉄則。1点で大勝ちを狙わず、小さな利益を積み重ねます。

必要な道具と初期費用

道具 価格目安 用途
精密ドライバー・分解工具セット 1,500〜4,000円 特殊ネジの分解・こじ開け
エアダスター・清掃用品 1,000〜2,000円 内部のホコリ除去・清掃
交換用パーツ(SSD・メモリ・電池等) 症状による 故障箇所の交換
撮影ブース(簡易フォトボックス) 2,000〜4,000円 商品写真をきれいに撮る
梱包資材(箱・緩衝材) 必要量 精密機器を安全に発送


精密ドライバー・分解工具セット

星形・三角・Y字などの特殊ネジに対応した多ビットの精密ドライバーキット。こじ開けヘラやピンセット付きモデルなら、スマホ・ゲーム機・小型家電まで分解でき、修理転売を始める人が最初に揃える工具です。1,500〜4,000円程度の定番セットで十分。これ1つで対応できる機種がぐっと増えます。

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撮影ブース(簡易フォトボックス)

商品撮影用の簡易フォトボックス。中古品は写真の印象で売れ行きが大きく変わるため、影が出ず明るく撮れる撮影ブースがあると購入率が上がります。たたんで収納でき、整備後の状態をきれいに見せられるので「直した価値」が伝わりやすくなります。

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ダンボールワン

梱包資材のオンライン通販。ダンボール・テープ・緩衝材が業務用価格で手に入ります。PCやゲーム機は精密機器なので、サイズの合う箱と緩衝材で確実に梱包することが必須。出品点数が増えてきたら、資材をまとめ買いして1点あたりの梱包コストを下げられます。

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「直した品を売る」リスクへの備え

自分で修理した中古品を販売する以上、「届いてすぐ壊れた」「説明と違う」といったクレームや、まれに損害賠償を求められるトラブルもゼロではありません。症状と整備内容を正直に書く・保証の有無を明記することが第一の予防策ですが、万一に備える手段も知っておくと安心です。

フリーナンス

フリーランス・個人事業主向けの損害賠償保険+ファクタリングサービス。口座開設は無料で、業務上のトラブルに備える「あんしん補償」が自動付帯します。修理転売のように個人で物を売る副業でも、もしものトラブル時の備えになります。さらに、急ぎで資金が必要な時は請求書を買い取ってもらって即日入金できる仕組みも。常用するものではなく「ピンチの時の選択肢」として知っておくと安心です。

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強みと注意点

強み 注意点
・「直す手間」が乗るぶん利益率が高い
・単純転売より価格競争に巻き込まれにくい
・スキルが上がるほど扱える機種が増える
・在宅で自分のペースでできる
・部品取りで仕入れを無駄にしにくい
・直らなければ赤字(仕入れ全損もある)
・古物商許可が必要
・修理の習得に時間がかかる
・販売後のクレーム・初期不良対応
・データ消去など個人情報の取り扱いに責任

よくある質問

未経験でも修理できますか?

最初は「分解清掃」「メモリ・SSD・バッテリー交換」など、手順が確立した簡単な作業から始められます。機種ごとの分解手順は動画や解説サイトが豊富にあるので、調べながら覚えていく形が現実的です。基板のはんだ修理など難度の高い作業は、慣れてから少しずつ挑戦すれば十分です。

仕入れた品が直らなかったらどうする?

部品取り(パーツ転売)に回します。動かない本体でも、生きているパーツは需要があります。だからこそ「最悪パーツ取りでも元が取れる価格」で仕入れるのが基本。1点単位で勝つより、トータルで黒字にする考え方が大切です。関連して壊れた家電のパーツ転売も合わせて読むと、出口戦略が広がります。

古物商許可は必ず要りますか?

「転売目的で仕入れて継続的に売る」なら原則必要です。自分の不用品をたまに売るだけなら不要ですが、修理転売はビジネスなので取得しておくのが安全です。手数料19,000円で取得でき、一度取れば更新は基本不要です。

どのくらいで利益が出ますか?

相場感と修理スキルが身につく最初の数点は赤字や薄利になりがちです。慣れて月5〜10点こなせるようになると、月1万〜5万円が見えてきます。まずは「直して売れた」という1件の成功体験を作ることを目標にしましょう。

相場はどうやって調べればいい?

フリマアプリの「売り切れ(SOLD)」の販売履歴を見るのが最も確実です。同じ機種・同じ状態が「実際にいくらで売れたか」を確認できます。仕入れ前に「整備後にいくらで売れるか」を履歴で把握し、そこから手数料・送料・部品代を引いて利益が残るかを計算してから仕入れると、赤字を大きく減らせます。新品同様を狙うより、相場の中央値で確実に回すのが副業向きです。

出品時に気をつけることは?

整備した内容(清掃・交換した部品)と、残っている難点(バッテリーの劣化具合・キズなど)を正直に書くことです。中古品は「思っていたより悪かった」がトラブルの元。良い点だけでなく弱点も先に書いておくと、購入者の納得感が上がり、低評価や返品リクエストを防げます。データの完全消去(初期化)も忘れずに行いましょう。

副業を始める前に知ってほしいこと

「1日5分で月50万円」「スマホをタップするだけで日給3万円」——こうした誇大広告で高額な情報商材やオンラインサロンを売りつける悪質な業者が後を絶ちません。消費者庁や国民生活センターも繰り返し注意喚起を行っています。当サイトでは、こうした非現実的な謳い文句を一切使わず、現実的な収入や必要な努力を正直に掲載するよう努めています。

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※この記事の情報は2026年5月時点のものです。各種許可・法令・手数料は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

参考資料・出典

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