WordPressサイト制作で副業|実績ゼロから稼ぐ。案件単価と学習手順【2026年】

プログラミング・開発

世界中のWebサイトの約4割がWordPress(ワードプレス)で作られています。お店のホームページ、企業サイト、ブログ——そのほとんどがWordPressです。だからこそ「WordPressでサイトを作ってほしい」という依頼は途切れることがなく、未経験から学んでも案件を見つけやすいのがWordPress制作という副業です。

この記事では、WordPressサイト制作で副業を始める方法を正直に書きます。先に伝えておくと、これは「数日勉強すれば稼げる」副業ではありません。最初の案件を取るまでに数か月の学習とポートフォリオ作りが必要で、駆け出しの単価も高くはありません。それでも、一度作って終わりではなく「保守・更新」で継続収入につながりやすいのが、他のWeb制作系副業にはない大きな強みです。

WordPressサイト制作という副業の概要

まず、この仕事がどんなものかを表で整理します。ここで言う「WordPress制作」は、デザインをWordPressのテーマとして組み込み、依頼者が管理画面から自分で更新できる状態にして納品する仕事を指します。

項目 内容
初期費用 ほぼ0円(PCがあればOK。学習教材代・検証用サーバー代として0〜数万円)
必要スキル HTML/CSSの基本、WordPressの仕組み、テーマのカスタマイズ、プラグインの選定、簡単なPHP・サーバー操作
月収目安 月1〜5万円(駆け出し)/月5〜20万円(中級)/保守契約で安定収入も
難易度 中(学習に3〜5か月。コーディングより覚える範囲は広い)
在宅可否 完全在宅OK。納品・更新作業はすべてオンラインで完結
向いている人 コツコツ学習できる/細かい設定が苦にならない/継続的なサポートが好き
向いていない人 すぐ大きく稼ぎたい/調べる作業が嫌い/トラブル対応のやり取りが苦手

似た副業との違い

「HTML/CSSコーディング」はデザインをWebページに組む仕事、「WordPress制作」はそれをさらに依頼者が自分で更新できる仕組みにする仕事です。お問い合わせフォーム・ブログ機能・お知らせ更新などを管理画面で扱えるようにするため、コーディングより一段高い単価がつきやすく、納品後の保守でも収入が続きます。一方、ゼロから独自システムを作る「Webアプリ開発」とは別物で、WordPressという既存の仕組みを土台にする分、参入のハードルは低めです。

収入の現実:単価は中くらい、保守で安定する

正直に書きます。WordPress制作も、最初から高単価の仕事ではありません。クラウドソーシングやスキル販売サイトでの相場をまとめると次のようになります(ランサーズ・ココナラの公開案件・出品をもとにした目安)。

案件の種類 単価の目安 備考
既存テーマでのサイト構築(小規模) 3〜10万円 ページ数・カスタマイズ量で変動
オリジナルデザインのコーポレートサイト 15〜50万円 デザイン込みかどうかで大きく変わる
HTMLサイトのWordPress化 5〜20万円 更新できる形にする定番案件
既存サイトの修正・プラグイン設定 3,000〜2万円 駆け出しが実績を積みやすい
保守・運用契約(月額) 月5,000〜3万円 更新・バックアップ・障害対応など

駆け出しのうちは、月1〜5万円が現実的なラインです。小さな修正案件で実績と評価を積み、サイト1本を任せてもらえるようになると、月5〜20万円が見えてきます。WordPress制作で特に大きいのが「保守契約」という収入源です。納品して終わりではなく、月額でバックアップ・更新・トラブル対応を請け負えば、毎月安定したストック収入になります。1件あたりは小さくても、保守先が増えるほど収入の土台が厚くなります。

案件はどこで探すか

未経験から始めるなら、まずはクラウドソーシングとスキル販売サイトに登録するのが王道です。営業の必要がなく、掲載されている案件に応募するだけで実績を作れます。

クラウドソーシング・スキル販売サイト

「ココナラ」は自分のスキルを商品として出品できるサービスです。「WordPressでホームページ作ります」「サイトの修正を承ります」のように自分でメニューと価格を決められるため、実績ゼロでも低価格から始めて評価を貯めやすいのが利点です。

ココナラ

スキル販売の国内最大級プラットフォーム。WordPress制作・修正・カスタマイズの出品が多く、初心者でも低価格から出品して評価を貯められます。評価が貯まると指名依頼が増えるので、駆け出しの実績作りに向いています。

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「ランサーズ」は日本最大級のクラウドソーシングで、WordPress関連の案件数が豊富です。実績を重ねるほど提案が通りやすくなり、単価も上げやすくなります。「HTMLサイトをWordPress化」「ブログ機能の追加」など具体的な依頼が多いのも特徴です。

ランサーズ

日本最大級のクラウドソーシング。WordPress制作・カスタマイズの案件が幅広くあり、実績を重ねるほど単価を上げやすいのが特徴です。プロフィールに制作したサイトのURLを載せておくと受注率が上がります。

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ある程度スキルが固まってきたら、IT・エンジニア向けの高単価案件に特化した「クラウドワークス テック」も視野に入ります。週2〜3日のリモート案件など、副業から本業並みの収入を目指せる案件が中心です。

クラウドワークス テック

クラウドワークスのIT・エンジニア向け案件特化サービス。WordPress・PHPを含む高単価のリモート案件が中心です。制作に慣れて単価を上げたいフェーズで登録するのがおすすめです。

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未経験からの始め方(5ステップ)

「何から手をつければいいか分からない」という人向けに、最短ルートを5ステップで整理します。

STEP やること
1 HTML/CSSの基礎を学ぶ(1〜2か月)
WordPressの土台になるマークアップとレスポンシブ対応を先に身につける。
2 WordPressの仕組みを学ぶ(1〜2か月)
レンタルサーバーに自分でインストールし、テーマ・プラグイン・管理画面の操作を一通り触る。
3 テーマのカスタマイズを練習
無料テーマや定番の有料テーマを使い、デザイン調整・固定ページ・お問い合わせフォーム設置を一通りやってみる。
4 ポートフォリオを作って公開
架空の店舗・企業サイトを2〜3点作り、実際にネット上で見られる状態にする。
5 クラウドソーシングで案件獲得
まずは修正や小規模構築から。評価を集めつつ、保守契約の提案で継続収入を狙う。

学習も実務も「自分のサーバー」があると一気に進む

WordPressは、レンタルサーバーに自分でインストールして触るのが一番の近道です。管理画面の操作・テーマの切り替え・プラグインの挙動は、実際に動かしてみないと身につきません。月数百円から使えるサーバーを1つ契約しておけば、学習用にも、ポートフォリオの公開にも、案件の検証環境としてもそのまま使えます。発注者に「制作したサイトのURL」を見せられる状態になるのが、最初の案件獲得への一番の近道です。

ConoHa WING

GMO運営の国内最速級レンタルサーバー。WordPressを最短数分でインストールできる「WordPressかんたんセットアップ」を備え、初期費用無料・独自ドメイン無料で始められます。学習・ポートフォリオ公開・案件の検証環境まで、これ1つでWordPress制作の土台が整います。

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学習でつまずいたら:メンターに頼る選択肢

WordPressは扱う範囲が広く、独学では「サーバー・テーマ・プラグイン・PHPのどこでつまずいているのか分からない」という状態になりがちです。スクールに通うほどの費用はかけたくないけれど、質問できる相手がほしい——そんなときに使えるのがオンラインメンターサービスです。

MENTA

「教えたい人」と「学びたい人」をつなぐ国内最大級のメンターサービス。WordPressやWeb制作を教えるメンターが多数おり、単発1,000円〜・月額3,000円〜とプランを自由に選べます。スクールより安く現役の制作者に質問できるので、独学のつまずきを最短で解消できます。

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コードを書かない選択肢:ノーコード制作という入口

「いきなりWordPressのPHPまで触るのは不安」という人は、テンプレートを選んで埋めるだけでサイトが作れるノーコードツールから入る手もあります。実際の案件でも「とりあえず安く・早く名刺代わりのサイトがほしい」という小規模事業者は多く、ノーコード制作の代行は需要があります。Webサイトの構造を理解する練習にもなり、後からWordPressへステップアップしやすくなります。

ジンドゥー(Jimdo)

無料で始められるホームページ作成サービス。テンプレートを選んで内容を埋めるだけでサイトが完成し、Web知識がなくても扱えます。ノーコードでの制作代行を入口にして、徐々にWordPressのカスタマイズへ広げていく学び方もおすすめです。

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市場データで見る「WordPress制作副業」の今

「もうWeb制作は飽和した」「AIに仕事を奪われる」という声もありますが、データを見ると一概にそうとは言えません。

Webサイトの技術調査会社W3Techsによれば、WordPressは世界の全Webサイトの約43%で使われ、CMS(コンテンツ管理システム)の中ではシェア約6割を占めています。これだけ広く使われているということは、それだけ「作りたい・直したい・更新したい」という依頼が世界中で発生し続けているということです。新しい技術が次々生まれても、すでに動いている膨大なWordPressサイトの保守・改修需要はなくなりません。

国内に目を向けると、中小・小規模事業者のWebサイト保有率はまだ5〜6割程度(総務省 通信利用動向調査)にとどまります。「これからサイトを作りたい」事業者が一定数存在し続けており、その多くが扱いやすいWordPressを選びます。サイトを作りたい人がいる限り、それを形にする制作の仕事はなくなりません。

案件を出す側の数も増えています。クラウドワークスのIR資料によると、登録ワーカーは2019年9月の271.2万人から2024年9月には672.2万人へ約2.48倍に増えました。一方で発注側のクライアント数は35.5万社から100.6万社へ約2.83倍に増えています。ワーカーの増加率よりクライアントの増加率の方が高く、案件そのものは取りやすくなっているのが実態です(出典:クラウドワークスIR)。

AIについても正直に書きます。たしかにAIはコードの下書きやテキストの生成を高速にこなすようになりました。ただし、依頼者の要望を聞き出し、サーバーやドメインを設定し、表示崩れを直し、納品後のトラブルに対応する仕事は、まだ人の手が必要です。AIを「作業を速くする道具」として使いこなし、保守までセットで提供できる人ほど、安定して稼ぎ続けられます。

この副業の強みと注意点

強み 注意点
・需要が大きく案件を見つけやすい
・初期費用がほぼかからない
・完全在宅・好きな時間に作業できる
・保守契約で継続収入を作れる
・成果物がポートフォリオとして資産になる
・最初の単価は安い(実績作りの期間が必要)
・覚える範囲が広い(サーバー・PHP・プラグイン等)
・プラグインの相性やアップデートの不具合対応がある
・セキュリティ・バックアップの責任が伴う
・納品後の問い合わせ対応が続くことがある

よくある質問

Q. プログラミングが全くの未経験でもできますか?

WordPress制作は、既存のテーマやプラグインを組み合わせて作る部分が大きく、本格的なプログラミングが必須ではありません。まずはHTML/CSSの基本と管理画面の操作を覚えれば、簡単な構築や修正案件は受けられます。ただし、テーマを細かくカスタマイズしたり単価を上げたりするには、少しずつPHPの知識も身につけていくと有利です。

Q. 学習にどれくらい時間がかかりますか?

毎日1〜2時間学習する場合、HTML/CSSとWordPressの基本を身につけ、テーマのカスタマイズができるまで3〜5か月が目安です。そこからポートフォリオを2〜3点作り、最初の案件を取るまでにさらに1〜2か月見ておくと現実的です。

Q. サーバーやドメインの契約はこちらでやるんですか?

案件によります。依頼者がすでに契約済みのサーバーに構築する場合もあれば、サーバー・ドメインの取得から代行する場合もあります。代行する場合は契約・料金の扱いを事前にはっきり決めておくとトラブルになりません。自分でも1つサーバーを持っておくと、学習にも検証にも使えて便利です。

Q. 保守契約って具体的に何をするんですか?

WordPress本体・テーマ・プラグインのアップデート、定期バックアップ、表示崩れや不具合の対応、簡単な内容更新などを月額で請け負うのが一般的です。1件あたりの金額は小さくても、複数のサイトを継続して任されると安定したストック収入になります。

Q. AIがあればWordPress制作者はいらなくなりませんか?

AIはコードの下書きや文章作成を助けてくれますが、サーバー設定・要望のヒアリング・トラブル対応・保守といった「人と環境に向き合う仕事」は残っています。AIを道具として使いこなし、作業を速くして保守まで提供できる人の価値はむしろ上がっています。

副業を始める前に知ってほしいこと

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副業の第一歩にフードデリバリー

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※この記事の情報は2026年5月時点のものです。各サービスの料金・単価相場・市場データは変動する可能性があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

参考資料・出典

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