ECサイトやメルカリで商品を売るには、写真のクオリティが命。しかし「自分で撮る時間がない」「きれいに撮れない」という事業者は山ほどいます。そこに「商品撮影を代行します」という副業の需要があります。
特にAmazonでは商品画像1枚目の白背景が必須。メルカリでも写真の質で売上が2〜3倍変わると言われています。商品撮影(物撮り)は、カメラと照明の基礎知識があれば在宅で完結する副業で、撮れば撮るほどスキルが上がる積み上げ型の仕事です。
商品撮影の仕事の種類
| 種類 | 内容 | 単価目安 |
|---|---|---|
| 白抜き撮影(切り抜き) | 白背景で商品だけを撮影。EC出品用の基本 | 1カット500〜2,000円 |
| イメージ撮影 | 小物や背景を使って商品の雰囲気を演出 | 1カット2,000〜5,000円 |
| 着用・使用シーン撮影 | モデルが商品を使っているシーンを撮影 | 1カット3,000〜10,000円 |
| 白抜き加工のみ | 撮影済み画像の背景を白に加工する作業 | 1カット30〜500円 |
| 商品ページ画像一式 | ECサイト用の商品ページ画像7枚セットなど | 1商品5,000〜30,000円 |
副業で最も始めやすいのは白抜き撮影と白抜き加工です。白抜き加工だけなら撮影機材すら不要で、Photoshopと画像データがあればすぐにできます。撮影+加工のセットで受注すれば、1商品あたり3,000〜10,000円と、まとまった報酬になります。
収入の目安【正直に書きます】
| レベル | 月収目安(副業) | 条件 |
|---|---|---|
| 白抜き加工のみ(ココナラ) | 5,000〜30,000円 | Photoshop操作ができれば即可。数で稼ぐ |
| 白抜き撮影(郵送対応) | 20,000〜80,000円 | 自宅に簡易スタジオを設置。商品を郵送で受け取り撮影 |
| 撮影+加工+ページ制作 | 50,000〜200,000円 | Amazon商品ページ7枚セット等。固定クライアントがつくと安定 |
最初の1〜2ヶ月は月1〜2万円がいいところ。実績とレビューが貯まり、リピーターがつき始めると月5〜10万円以上が見えてきます。EC事業者は毎月新商品を出すので、一度信頼されれば継続的に依頼が来る「ストック型」の副業に育ちます。
必要な機材と費用
最小構成(3万円以下で始める)
| 機材 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 撮影ボックス(LEDライト付き) | 3,000〜8,000円 | 小物の撮影ならこれだけでOK。折りたたみ式で収納も楽 |
| スマートフォン | 0円(手持ち) | 最近のスマホカメラは十分高画質。最初はこれで始めてOK |
| スマホ用三脚 | 1,000〜3,000円 | 手ブレ防止。必須 |
| 画像編集ソフト | 0〜2,000円/月 | 白抜きならPhotoshop(月2,000円程度)。簡単な加工ならCanva(無料) |
本格構成(10〜15万円)
| 機材 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| ミラーレス一眼カメラ | 50,000〜100,000円 | 中古のSony α6000シリーズやCanon EOS Mシリーズで十分 |
| 標準ズームレンズ | カメラとセット | キットレンズで始めてOK。物撮りにはマクロレンズがあると◎ |
| ソフトボックス(LED)×2 | 5,000〜15,000円 | 2灯あれば影のコントロールができる |
| 三脚 | 3,000〜8,000円 | カメラ用のしっかりしたもの |
| 背景紙(白・グレー) | 1,000〜3,000円 | ロール紙が使いやすい。汚れたら切って交換 |
| レフ板 | 500〜2,000円 | 影を起こすのに使う。白い段ボールで自作もOK |
| Adobe Lightroom + Photoshop | 月2,000円程度 | フォトプランで両方使える。白抜きはPhotoshopが業界標準 |
まずはスマホ+撮影ボックスの最小構成で実績を作り、案件が増えてきたらミラーレスに投資するのが賢い流れです。
案件の探し方
1. ココナラで出品する
「商品撮影」「白抜き加工」でサービスを出品。ココナラには白抜き加工1カット30円〜という激安出品者もいますが、撮影+加工のセットにすれば差別化できます。「商品を送っていただければ撮影〜白抜き加工〜納品まで一括対応」というパッケージが人気です。
2. クラウドソーシングで受注する
ランサーズ・クラウドワークスには「ECサイト用の商品撮影を依頼したい」という案件が定期的に掲載されています。実績がない最初のうちは、低単価の案件でも引き受けてポートフォリオを充実させましょう。
3. 地元のEC事業者に直接営業する
近隣にネットショップを運営している企業があれば、直接営業するのも効果的です。「商品撮影にお困りではないですか?」とメールやSNSでアプローチ。地元なら出張撮影もでき、郵送の手間が省けるのでクライアントにも喜ばれます。
4. SNSでポートフォリオを公開する
Instagramで自分の撮影した商品写真を投稿し続けると、そこからの依頼が入るようになります。「#商品撮影 #物撮り #白抜き #ECサイト」などのハッシュタグで、撮影を外注したい事業者にリーチできます。
稼ぐためのコツ
白抜き+6カットセットで売る
1カットずつの受注より、「1商品6〜7カットセット」で売る方が効率的です。Amazon出品用なら白抜きメイン画像1枚+サブカット6枚がちょうどいいセット。1商品5,000〜15,000円で受注できるようになります。
郵送対応で全国のクライアントを取る
商品を郵送で送ってもらい、自宅で撮影して画像を納品する「郵送撮影」なら、全国どこのクライアントとも取引できます。地元に限定されないので案件数が圧倒的に増えます。
ECサイト事業者をリピーターにする
ECサイトを運営している事業者は毎月新商品を出します。一度信頼されれば「毎月○○点の撮影をお願いしたい」という定期契約に発展することも。1社と定期契約を結べるだけで、月数万円の安定収入になります。
ライティングで差をつける
商品撮影の品質を決めるのは、カメラの性能ではなく照明(ライティング)です。ソフトボックス2灯の基本的なセットアップをマスターするだけで、スマホ撮影でもプロっぽい写真が撮れるようになります。
よくある質問
Q. スマホでも商品撮影の仕事はできる?
A. 小物のEC出品用写真であれば、最近のスマホ(iPhone 14以降やPixelシリーズ)で十分なクオリティが出せます。ただし「一眼で撮影」と明記した方がクライアントの信頼度は高いので、余裕ができたらミラーレスカメラへの投資をおすすめします。
Q. カメラ初心者でも始められる?
A. 物撮り(商品撮影)は人物撮影に比べてはるかに始めやすいジャンルです。被写体が動かないので、三脚を使えば手ブレもなし。ライティングも同じセットを繰り返し使うので、一度覚えれば再現性が高い。YouTube等で「物撮り ライティング」と検索すれば、無料で学べる教材が大量にあります。
Q. 白抜き加工だけの仕事もある?
A. あります。ココナラでは「白抜き加工」だけの出品が人気ジャンルです。1カット30〜500円と単価は低いですが、Photoshopの操作に慣れていれば1枚数分で処理でき、大量発注(100カット以上)が来ることも。手早くこなせば時給2,000〜3,000円になります。
Q. 確定申告は必要?
A. 副業で年間所得(売上−経費)が20万円を超えた場合は確定申告が必要です。カメラ・レンズ・照明・ソフト代・背景紙・送料などが経費になります。詳しくは確定申告ガイドをご覧ください。
💼 商品撮影の案件を探す・サービスを出品する
ココナラで「商品撮影」「白抜き加工」を出品すれば、全国のEC事業者から依頼が届きます。ランサーズ・クラウドワークスにも撮影案件が常時掲載中。
📄 関連ページ
撮影の仕事が安定するまで、フードデリバリーで収入を確保するのも手
商品撮影はリピーターがつくまでに時間がかかります。その間の収入を補填するなら、フードデリバリーが手軽です。
※この記事の情報は2026年5月時点のものです。撮影単価はクライアントや案件内容によって大きく異なります。


コメント